発達障害の高校3年生 遂に!面接練習がスタート!家でも練習?

自閉症の息子と母の奮闘記 高校編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

やっと面接日が決まった、J君。

日々、放課後は高校で進路担当の先生や、担任と共に面接練習です。

J君は、推薦企業面接なので、野球部の顧問が担当です。

ほぼ、練習は顧問とします。

真面目なJ君は、ドアをノックし、「失礼します」の所から

気合が入っています。

緊張したり、突然の質問に真っ白にならない様に

顧問からJ君へ「質問リスト」を作ってもらいました。

この「質問リスト」ですが、A4用紙いっぱいに、分かりやすく

まとめてくれていました。

J君が、言い間違いをするであろう箇所も、チェックしてくれています。

顧問の直筆の「質問リスト」は凄く役に立っています。

質問⇒「はい、~です。以上です。」
※ はい、と以上です。は、サンドイッチにする!
「僕」⇒「私」
「貴社」は書くとき!「御社」はしゃべる時!
(間違えない!)

そして、リストの中には、「高校3年間の思い出」

「自己PR」「趣味・特技」もあり

これは全て、J君にとっては「野球」になります。

特に顧問が野球部の為、ここ数年は野球部の子を

中心にこの企業に送り出している事もあり、この手の質問に

関しては、勿論!「野球」の事を話すのですが、J君にとって

高校での「野球」は特別で、とても一言ではまとめられず、

ダラダラと思いを話してしまったりします。

まとめて、簡潔に伝えるのは、中々難しいようです。

野球部のキャプテンをこの企業に送り出すのは

初めてなので、企業側にも今年の子はキャプテンだった子と

伝えています。

キャプテンとしてどうだったか?なども聞かれたりするかも?

どんな方向から聞かれても、落ち着いて受け答えは出来るように

練習あるのみです!

練習は、色んなパターンで行われていて、顧問とJ君や

顧問と他の進路担当の先生と、J君も含み3、4人での

合同練習の時もあります。

他に、顧問と副顧問、J君とK君(彼は、自衛隊から一般就職に切り替えます)

Y君(やっと就活へ乗り出した)も揃っての

野球部メンバーだけの練習もあります。

日々、色んなパターンでの練習を頑張っているようです。

そして、家では?

顧問が、J君の為に作ってくれた練習リストを見ながら

Yさんを面接官として、真面目に練習してるのは良いのですが・・

練習を始める時間が少し遅く、23時過ぎから練習しています。

※ この時間になると、スイッチが入るのか?ちょっと遅い時間です。

律儀なJ君は、必ず廊下に出て、

(コンコン)ドアをノック

Yさん

どうぞ

ガラガラ)ドアを開ける音

高校生J君

失礼します。

(ガラガラ)ドアを閉める音

必ずここから始める為、仕事が朝早いため、寝ているおじーちゃんから

おじいちゃん

ドア、開けたり閉めたりうるさーーい!

と、苦情が入ります・・・

Yさん

家では、ドアの所は省略して、質問のところだけやろ?

高校生J君

初めからやりたいねんけどな・・途中からは

雰囲気が出んし・・・

Yさん

面接の雰囲気は高校で!家では面接官はオカンやし

お互いパジャマ姿やねんからな!

 

高校生J君

まぁ、しゃーないな!

家では「質問」⇒「答える」の練習のみに!

やり始めたばかりの頃は、まだまだ不慣れで

質問すると?

高校生J君

えーっと・・・

高校生J君

ちょっと待ってや・・・

それでも、日がたつに連れ、しっかり答えられるように

なってきている様です。

それでも、顧問の指摘している「僕は・・」が出てしまったり

「自己PR]が上手くまとめられず、言い直したり

まだ、完ぺきではないですが、良い方向には進んでいる様です。

毎晩、毎晩、親子での面接練習!

Yさんにとっては、この面接練習の時間も

息子と一緒に頑張れる!幸せな時間だそうです。

 

次は、高校での担任や、顧問をまじえた

面接練習の様子を、紹介していきたいと思います。

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