小学4年生 通院してる病院へ行った時の事です。
先生からのご指摘
- 集中力がない
- 突然話し出して止まらない
- 手先が不器用
- バランス感覚が無い
- 好きな事には集中しすぎて、やめられない
ADHDの注意欠陥が 目立っている。
しかし、来年は5年生 いつまでも 小さい子供扱いは出来ないので、
まずは、 ☆ 姿勢を正す(すぐに猫背になる為)
☆ ビーバーの様な可愛い前歯を隠して、かっこいい顔に変身!
先生が、J君に アドバイスされました。
そして、支援学級での おしゃべりが止まらない件は、大きめの紙に
「算数プリントが1枚終わったら、おしゃべりしていいよ!」
この様に ルールを先に提示してください。
「しゃべらない!」では しゃべったらいけない・・ってストレスになるので、
否定文ではなく、肯定文で その時その時の場面に合わせて、特徴を否定せず、
でも、我慢するべき時は我慢させる。5年生になる J君の為に、お家でも学校でも
工夫してみてください。
病院の先生は、この様に話されました。
早速次の日にYさんは 支援学級の先生に連絡ノートでお伝えします。
支援学級の先生のお考えは
- 集中が苦手なJ君だけど、教室ではきちんと座って学習している。
- 苦手な子達とも、教室では気を使いながら過ごしている。
こんなJ君の気落ちを考えると「しゃべりたい!」って気持ちを切るより、
支援学級では、自由にしゃべらせてあげた方が、ストレスが溜まらなくて
いいのかな?と思われて、今までJ君に付き合ってくれていたそうです。
しかし、5年生になる準備の為、病院の先生の指示通りに
ひとまず、やってみて下さる事になりました。
まずは、黒板に書いているスケジュールの項目が 1つ終わるごとに
話を聞くよ! と説明されます。そしてカードを用意して、
表 関係のある話「○」 裏 関係の無い話「×」 ※ 項目が終わったら聞くよ!
しかし、何時もの様にしゃべりだしたJ君に 先生はカードを提示
裏カードを見せて、
「終わったらちゃんと聞くからね!先生は忘れないようにメモしとくね」
この様に個別に指導を進めてくださいました。
少しずつですが、5年生になる準備が着々と整っているようです。
もう1つ 病院の先生との約束があります。
それは4年生の3月 4年生の最後の病院での事です。
各教科のノートを持参するように、先生から言われていたので、ノートを見せると
先生「やはり、書くことは苦労していますね。でも もう5年生になるので、今後の為に
まずは、カタカナに絞って、書き順も意識して「1日5分以内」で集中してやり続ける事」
これを J君と先生との「男同士の約束!」とします。
どの様にやっていくのかを、まずは先生と一緒にやる事になります。
J君の最も苦手とするカタカナは「ツ」と「シ」この2文字でトライ!
J君へ先生から説明をしてくださいます。
☆ 字は左うえが1番はじめ
☆ 「ツ」は点々が縦 「シ」は点々が横
☆ 「ツ」の斜めは上から降ろす 「シ」の斜めは下から上げる
教え方も分かり易く、これなら無理なくできそうだとYさんは思われたそうです。
先生からYさんへの説明
☆ 1、2年生レベルですが、ここが大事です。
☆ 必ず毎日! ただし、5分以内
☆ 嫌がるときは、「先生との男の約束は?」と言う事
他にも、J君は「カとヤ」「クとワ」「セとヤ」の区切りも
難しく、「コ」「ミ」「ヨ」 これが全て反対の鏡文字になったりします。
しかし、J君は 先生との男同士の約束を しっかり守ってくれるはずなので、
毎日5分以内 小学校卒業までに ゆっくりと マイペースで頑張ってくれたらな~
とYさんもおっしゃってました。
成長共に出てくる問題 少しずつ ゆっくりでいいので 頑張ってほしいですね。
4年生の面白エピソード 次回でアップしていきます。
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