リメンバー~記憶の彼方へ~1話~20話

韓国ドラマ
スポンサーリンク

 相関図

あらすじ

幼い頃に母と兄を事故で亡くし、父ジェヒョクと慎ましく暮らすジヌ。

ある日、彼は女子大生イナからスリと間違われ警察に突き出されるが、天才的記憶力を発揮して無実を証明。

これが2人の運命的な出会いとなる。

そんな中、ジェヒョクは顔見知りの女性の遺体を発見するが、認知症で記憶が曖昧なことから被疑者として逮捕されてしまう。

実際に殺人を犯したのは、傍若無人の振る舞いを続ける財閥御曹司のギュマンだった。

父の濡れ衣を晴らしたいジヌはヤクザ出身の弁護士ドンホに依頼するも裏切られ、自ら弁護士を目指す。

イナは、そんなジヌの心の支えになろうとするが…。

高校生ジヌは、父のジェヒョクと2人暮らし。ある日、ジヌはバスの中で出会ったイナにスリと勘違いされるが、見たものすべてを記憶する超記憶症候群の驚異的な記憶力で真犯人を見つけ出す。一方、ジェヒョクはアルツハイマー病を患い、徐々に記憶を失いつつあった。ジヌは朝まで森をさまよっていた父を迎えに行き、近所に暮らす女子大生ジョンアの遺体を発見する。その場所にいたジェヒョクは殺人罪で逮捕されてしまう…。

女子大生暴行殺人事件の初公判が開かれる。被害者ジョンアの父は、怒りを抑えられず法廷内でジェヒョクに襲いかかる。傍聴席にいたドンホは彼を取り押さえ、自分の名刺を渡す。ドンホが勝訴率100%のやり手弁護士だと知ったジヌは、頼りない国選弁護人の代わりに彼に弁護を依頼しようと考える。しかし、ドンホはジヌの依頼をすげなく断り、高額の着手金が必要だと言う。ジヌは決死の覚悟で賭博場に行き1億ウォンを稼ぎ出すが…。

ジヌの姿に昔の自分を重ね合わせたドンホ。さらに財閥御曹司ギュマンがジョンアの死に関わっていると直感した彼は、ジェヒョクの弁護を引き受ける決意をする。着手金はわずか5万ウォン。代わりにジヌは、父が釈放されれば自分の記憶能力をドンホのためだけに使うという契約に応じる。ドンホはジェヒョクが刑事に脅迫されて自白書を書いたことを立証しただけでなく、ギュマンが真犯人であることを示す決定的な証拠まで入手するが…。

ドンホを買収することに失敗したナム・イロは、ドンホと親しいヤクザのジュイルを利用しようと考える。そんな中、証人として出廷した医師はジェヒョクがアルツハイマー病であることを否定し、ジヌが自分を買収しようとしたと偽証する。ジヌはホン検事によって証人台に立たされ…。一方、ジョンアの父は亡き娘の手帳からギュマンの秘書スボムの名刺を発見。ホン検事に電話をかけ、イログループが事件に関わっているはずだと伝えるが…。

4年後。最年少で司法試験を突破したジヌは、負け知らずの弁護士として活躍。イロ生命の社屋が見える古ビルに事務所を構え、父に罪をかぶせたギュマンへの復讐心を燃やす。一方、ドンホはジュイルと共にイログループの手先となっていた。そんな中、イロ生命のカン副社長が契約社員ハンナへの性的暴行容疑で逮捕される。検事になったイナはハンナのために事件の担当を希望。ギュマンはドンホにカン副社長の弁護を任せるが…。

カン副社長の弁護人となったジヌはハンナの元恋人を証人として召喚。衝撃的な過去を暴露されたハンナは取り乱し、劣勢に追い込まれる。イナはイロ生命側についたジヌを理解できず、酒を飲んで泥酔。ジヌを電話で呼び出して自宅まで送ってもらう。そんな中、イナは情報提供者からカン副社長の犯行を捉えた映像を受け取り、証拠として法廷で上映。事務所で映像をつぶさに確認したジヌは不審な点に気づき、情報提供者を探し出すが…。

カン副社長の無実を証明したジヌは、イロ生命の裏金に関する資料を入手する。そんな中、ジェヒョクのアリバイを証明する目撃者が現れ、ジヌはついに父の再審請求を行う。ジヌの力になりたいと願うイナはジェヒョクに面会するが、彼のアルツハイマー病が進行していることに驚き、刑務所の医務課長を責める。一方、ジヌは4年前の裁判で偽証をした父の同僚ヒョノクの元を訪れ、真実を話してほしいと頼むが…。

ギュマンの罠に陥り、殺人の濡れ衣を着せられたジヌ。指名手配犯として大勢の警官に追われることになった彼は、かつて住んでいた所に身を隠す。判事のソッキュはジヌが殺人事件の容疑者になったと知り、ジェヒョクの再審請求を棄却。イナはジヌの汚名をそそぐためにヒョノクを殺した真犯人を探し始める。一方、ジヌはギュマンに電話をかけ、真犯人を明かさなければイロ生命の裏金に関する資料を世間に公表すると宣言するが…。

イナの決死の捜査によって真犯人が捕まり、ジヌの無実が証明される。ソッキュはジヌが提出した新たな証拠を確認し、ジェヒョクの再審開始を決定。ギュマンは再審に備えてチェ検事を味方に引き入れる。ホン検事の策略で再審の担当検事に命じられたイナは、ジヌと法廷で争わなければならない状況に…。一方、ドンホは父が起こした交通事故の被害者がジヌの母と兄だったと知って衝撃を受け、ジェヒョクの面会に向かう。

法廷で倒れたジヌは、意識を取り戻すやいなや審理を再開する。イロ医療院の副院長は4年前の偽証を認め、ギュマンを激怒させる。そんな中、ジヌは記憶が蘇ったジェヒョクと幸せなひとときを過ごすが、その後ジェヒョクは昏睡状態に陥ってしまう。イナは理不尽な現実に耐えかねて検事を辞め、弁護士としてジヌの法律事務所で働くことに。一方、クァク刑事は命を救ってくれたジヌにこれまでのことを謝罪し、証人として出廷するが…。

ジヌは亡き父のために復讐を開始し、偽証罪で収監された医師の余罪を告発。さらに刑務所で父のアルツハイマー病を放置した医務課長を逮捕に追い込み、クァク刑事にも罠を仕掛ける。一方、イナは被害者ジョンアの父親の死が自殺と断定されたことに疑問を抱き、再調査を開始。筆跡鑑定を依頼し、遺書がねつ造されたものだったことを突き止める。そんな中、ジヌはイログループの横暴を暴くため、ある下請け企業の弁護を引き受けるが…。

電子レンジ爆発事故の初公判でイログループを追い込んだジヌとイナ。2人は事務所で祝杯をあげ、久々に笑顔を取り戻す。だが、その後イナはジヌの様子がこれまでと違うことに気づき、不安を覚える。そんな中、ジヌの法律事務所を訪れた判事のソッキュは、女子大生殺人事件の捜査記録や判決に対する違和感を語る。ジヌとイナはギュマンが真犯人だとソッキュに告げ、ギュマンが「ジョンアを殺した」と話す映像を見たことを明かす…。

ジヌは主治医の言葉に大きなショックを受けるが、ギュマンを法廷に立たせようという決意をさらに強める。一方、クァク刑事はジヌの父を犯人に仕立て上げたことをビデオカメラの前で自白し、映像をジヌに渡す。これを知ったギュマンは憤り、クァク刑事を痛めつけようとするが…。そんな中、ジヌは弁護士として初の裁判に勝ったイナにバッグを贈り、デートに誘う。だが、イナとの待ち合わせ場所に向かう途中でギュマンに呼び出され…。

ドンホは17年前の交通事故の秘密を知ったジヌに殴られるが、ナム会長こそが事故を引き起こした張本人だと告げ、ギュマンもろとも倒すとジヌに誓う。イナはジヌがアルツハイマー病であることを知り、密かに彼の主治医を訪ねるが…。一方、スボムは自分を見下すギュマンの態度に耐え兼ね、凶器のワインオープナーを持ち出そうとする。そんな中、ジヌは法律事務所の仲間たちと共に、覚せい剤パーティーに参加したギュマンを追う…。

ギュマンはチョルジュを見捨ててパーティー会場から脱出。ジヌとイナはソン弁護士が撮影した映像を証拠品としてタク検事に渡し、ギュマンの起訴を依頼する。イログループを辞めたドンホもまた、ナム会長を陥れる資料をタク検事に託すが…。ジヌはイナが自分の病気について知っていることに気づき、つらい心境を告白。イナはそばで力になるとジヌを励ます。そんなある日、ジヌはギュマンが別の暴行事件を起こしていたことを知る…。

ハヨンへの性的暴行と覚せい剤使用の容疑で逮捕されたギュマン。だがジヌが予想していた通り、ナム会長の裏工作によってギュマンはすぐに保釈され、身柄不拘束のまま裁判を受けることになる。拘置所を出るやいなやジヌの元を訪れ、挑戦的な態度をとるギュマン。ジヌはこの裁判を足がかりとして父親の無罪を証明するため、さらなる証拠探しに奔走する。そんな中、ジヌの法律事務所にジュイルが手下を引き連れて押しかけてくるが…。

ジュイルが何者かに刺されて重傷を負い、ドンホは殺人未遂容疑で逮捕される。すべてはナム会長の罠だった。サンホはジヌにドンホの弁護を依頼。ジヌはきっぱり断るが、悩んだ末、ドンホに面会して弁護を引き受けると伝える。第2回公判を控えたギュマンは自分が暴行した別の女性の元を訪れて金を渡し、法廷で偽証をしろと脅迫する。一方、ソッキュはギュマンの指紋がついた凶器のワインオープナーと国科捜の鑑定結果をジヌに渡す…。

ドンホの弁護人として法廷に立ったジヌに、アルツハイマー病の一時的な症状が現れる。イナはジヌに交代を提案するが、ドンホはジヌを信じて最後まで弁護を任せる。ジヌはある作戦を実行してジュイル襲撃の真犯人を捕らえ、ドンホの無実を証明。その後、クァク刑事の自白映像を証拠として提出し、女子大生殺人事件の再審を請求する。これに危機感を抱いたギュマンは、どんな手を使ってでも再審開始を阻止しろとスボムに命じるが…。

ギュマンの裁判を担当する新しい検事はイナだった。ナム会長とホン弁護士は、タク検事に騙されていたことを知って愕然とする。さらにギュマンの動画がネット上に出回り、イログループの評判は急落。ナム会長は世間の同情を集めるために記者会見を開き、ギュマンをすべての役職から降ろす。一方、ドンホはギュマンの手下と大乱闘の末、無事にスボムを救出。ホン弁護士はギュマンに取引を持ち掛け、中国への逃亡を提案するが…。

ギュマンは中国逃亡に失敗し、再び逮捕される。第3回公判の担当検事になったイナは取調室でギュマンと対面。凶器のワインオープナーから出た指紋の鑑定結果を突きつけるが、ギュマンは横柄な態度をとり続ける。一方、ジヌはギュマンの裏金に関する資料をイナに渡し、余罪を立証するための証拠をそろえていく。やがて裁判が開かれ、ジヌは証人としてギュマンが犯した数々の罪を告発。長い戦いがようやく終わろうとしていた…。

 


コメント