この記事を初めて読んで下さる方へ
書くことを生活に取り入れる
前回の続きの「書くことを生活に取り入れる」Yさんが次に考えられたのが、
J君の大好きな ごっご遊び です。
★ レストランごっご ★
いつもJ君が店員さんで、Yさんがお客様
いらっしゃいませ~ご注文は?
ハンバーグにオムライス、
スパゲッティーもありますよ~
と言っていたので、ここで思いついたそうです。
どうせならメニュー表を作ろう!
いいねー!作ろう!
そして、カレンダーの裏にマジックで大きく書いて、メニュー表を作ります。
漢字は勿論、カタカナも苦戦中なので、
ここでは「カタカナを楽しく書く!」事をやってみたそうです。
J君はこれが気に入ったようで、他にも
★お弁当屋さんごっご★
メニュー スペシャルからあげ弁当、やき肉弁当、チキン南ばん弁当 など
★おすし屋さんごっご★
メニュー トロ、サーモン、イカ、ウニ、イクラ、キュウリまき、タマゴ など
この様にメニューが沢山あり、カタカナ、ひらがな、漢字と 遊び感覚で
書いていったそうです。
★ 学校ごっこ★
必ず、J君が先生でYさんが生徒です。
J君はテストのシーンにこだわる為、
これもカレンダーの半分ぐらいの大きさの紙に、算数を10問
この問題は、J君が今習ってるのを10問考えて書いてくれます。
(J君は計算は得意なんです)
問題を出されたYさんは、必ず1問か2問を間違える様にされてたそうです。
先生役のJ君が、自分で問題を解いて答え合わせをする為、この答え合わせこそが、
J君の勉強につながります。
(そんな事には、全く気が付いてないJ君)(笑)
J君が、答え合わせを終えて、テストを返してくれます。
おしかったですね! 1問間違えてましたよ
でも、よく頑張りました!
こんな感じで、テストを返してくれるそうです。
この様に、遊びの中に勉強を入れ込むと、宿題タイムの様にイライラモードには
ならず楽しくやってくれたそうです。
遊びの中で色々工夫して、伸ばしていく!
どんな形であっても 書くこと=楽しい
と感じる事が出来る時間を作ってあげたい。
書くことが苦手なJ君は、3年生の漢字はまだ書けません。
1年、2年の漢字をゆっくりとしてる状態です。
でも皆に追いついて行きたい気持ちがあり、
3年生は苦難の連続です。
算数も単純な足し算、引き算、割り算、掛け算 これだけではなく、
文章問題や、応用問題、更に単位(ミリリットルやリットルなど・・)
これを理解するのも大変です。
独特のこだわりがある為、宿題も一苦労!特に文章問題、応用問題などは
1人では出来ない為、算数はクラスではなく、支援学級で受けていたそうです。
宿題も、クラスからの宿題(算数ドリル、漢字ドリル、時々プリント)
支援学級からの宿題(書くことが苦手なので 拡大した算数プリント)
※支援学級では文章や、応用問題は出さない。パニックになって暴れる為※
と普通より宿題が多いです。
2つの宿題をやらなけれないけない!とこだわりの強いJ君
この宿題に関するエピソードは大変沢山あるそうで、
少しずつご紹介していきます。
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