有名なグリム童話から着想を得たドラマシリーズ。
ポートランド市警察殺人課刑事ニック・ブルクハルト(デヴィッド・ジュントーリ)は、自分が犯罪プロファイラーのエリート“グリム”一族の末裔だと知る。
次第に、ニックは刑事としての職務とグリム一族としての責任との間で葛藤するようになる。
ニックはトラブルを連れて行った謎の男たちの正体が、政府の秘密組織の一員でヴェッセンであるFBI捜査官・チャベスだと考え、捜査を始める。
一方、娘・ダイアナと引き離されて傷付いたアダリンドは、ニックの子供を妊娠していることに気付き…。
あらすじ
第1話 グリム・アイデンティティー
乱入してきた男たちに薬を嗅がされてニックは気絶。彼が目を覚ますとトラブルらの姿はなくなっていた。
ニックはハンクに事情を伝え、政府の秘密組織の一員でヴェッセンのFBI捜査官・チャベスの仕業だと訴える。
第2話 今そこにある危機
事務員のウェムリンガーは、会社の金を横領していることがばれそうになったため、ヴォーガして社長を殺し、目撃者を装って通報した。
ハンクはパートナー・ニックの休暇中、ポーグと組んで事件を担当する。
第3話 ロストボーイズ
女性が逃走中に山道から転落死する。追ってきたピーターら4人の子供たちは「次のママを探す」と言って立ち去る。
子供たちは養護施設を逃げ出し、山の隠れ家で愛してくれる「ママ」をさらって暮らしていた。
第4話 乙女の祈り
貿易商・トロイヤーがマハツ・ズークトートにより、3人の若者の中から、娘のエミリーと結婚する者を決めようとする。
アイザックが最初の挑戦者に決まると、トロイヤーは、フランキーの首を持ち帰れと命令する。
第5話 ラット・キング
ロビー、ジョニー、チェスターの3人はネズミ叩きをしようとゴミ集積場へ出掛ける。
そしてライニゲンのリゾを見つけてからかうが、反撃されたため、彼を痛めつける。
そこへ巨大な何かが現れて…。
第6話 魔の夜
深夜、通りの店や車が黒シャツを着たヴェッセンの一団に襲われた。
生花店店主・ケンは殺され、ベーカリーショップ店主・ゼイヴィアは連れ去られる。
ベーカリーショップの壁には爪跡の印が見つかった。
第7話 再会
ゼイヴィアを問い詰めたモンローらは、ヴェッセンの組織が革命を起こそうとしていることを知る。
ロザリーはヴェッセン評議会に組織のことを報告。
また、アレグザンダーから彼らは、黒き鉤爪だと聞かされる。
第8話 ダイヤモンド湖の怪物
怪物出没の伝説があるダイヤモンド湖で夫婦が乗ったボートが何者かによって襲われた。
土産店を営むウェインとオリバー兄弟は、話題作りのためにあるヴェッセンを雇って怪物に仕立てていたのだが…。
第9話 古代の儀式
暑い日々が続く中、納屋で十字架に磔になった遺体が発見される。
腹部に刺し傷があり、地面には血で円が描かれていた。
木材に彫ってあった印を調べたところ水を表す古代文字で、それはオカルト儀式らしく…。
第10話 七騎士の地図
ライプチヒで古書店を経営するモンローのおじ・フェリックスは、友人の骨董商から古書の鑑定を依頼される。
この古書はプラハ在住のヨゼフ・ネボイシャという老人が残したもので、全20冊の貴重なグリムの本だった。
第11話 鍵の目印
黒い森のヴォルフアッハという町にグリム騎士の宝が隠されていることを知ったニックたち。
地図にたった一つだけ十字架のある教会を見つけると、そこが隠し場所だとにらみ、現地へ足を運ぶことにした。
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