前回の記事でJ君が障害についてYさんに質問をしてきました。
そのことで、YさんもJ君に障害の事を話すようにされましたが、やはり
友達との関係の事では心を痛められました。同級生からのJ君へのからかいに
対して、YさんがJ君に話された内容です。
字が汚いなど、からからいを受けた場合には、強くなって言い返せ!
「障害じゃない!「自閉症」ってゆーねん!「障害」って言わんといて!」
「みんなみたいに、きれいに書かれへんけど、オレは頑張ってるねん!そのために
病院にもひかり(支援学級)にも行ってるねん!」
この様に言うように、J君に伝えました。そうするとJ君は少しずつ
お友達にも、言い返すことが出来たそうです。
でもやはり、家に帰ってくると・・・
★ 又、障害って言われた・・・
★ もう、学校行きたくない・・・
★ ちゃんと言っても、やっぱりおなじや・・
★ なんでオレは障害あるん?なんでオレだけ???
やはりかなりのストレス状態が続いたそうです。
Yさんは、J君に「障害」がある事は、恥ずかしいことではないねん!隠す事でもないよ。
からかって傷つける方が、おかしいねん。
そんな事を言われるのは、すごく悲しい事やし お母さんは、学校の先生や
その子のお母さんとも話をするよ。
この様にJ君に伝えられたそうですが、やはり保育園児の時の様な
「ピコンピコン病」ではうまくはいきませんでしたが、それなりには受け止めた様子
だったそうです。しかし、J君は自分の中で受け止めきれず、時にはYさんに対して
J君「オレを、障害のある子に産んだ お母さんが悪いんやー!」
そう言って、泣き叫ぶことも多々あったそうです。
そのたびに、Yさんは それだけJ君が辛い思いをしているんだと思い、
なるべく平常心で、J君に接するようにされたそうです。
この事は、まだまだついて回る問題です。その都度YさんがJ君をどの様に受け止めて
励ましていったのか、この後どんどん成長していくJ君の姿に
反映さていいきます。おこさんに障害のある事を伝えるか、伝えないか
伝えるなら、どう伝えるのか? 悩まれておられるお母さんもおられるかもしれません。
人それぞれのお考えもあると思います。
その子その子で違います。Yさんはそれぞれのお子さんのお母さんが、
感じるままに、接してみたらいいんだよ!とおっしゃってました。
そして何かある時に必ず、しっかりと受け止めてあげればいい!とおっしゃってました。
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