清潔好きで、口ひげとエナメルの靴がトレードマークの名探偵、エルキュール・ポワロが、アーサー・ヘイスティングス大尉らと共に難事件を解決していく。
考古学者が急死したり、イタリア貴族が殺害されたりと、今回もさまざまな事件が発生する。
第1話「エジプト墳墓のなぞ」/ The Adventure of the Egyptian Tomb
考古学者ウィラード卿が王墓の埋葬室の扉を開けた直後、心臓発作で急死。
王墓の呪いという迷信からウィラード夫人はポワロに相談する。
その後、関係者が相次いで変死。ポワロとヘイスティングスはエジプトへ行くが、また新たな犠牲者が…。王の呪いなのか?
第2話「負け犬」/ The Underdog
ヘイスティングスが友人のチャールズに招かれ、ポワロも同行。
ポワロの目的は新しいゴムを開発しているアストウェル卿の美術品。
卿は貪欲な上に傲慢な男で、ポワロは彼に不快感を持つ。
翌朝、アストウェル卿が死体で見つかり、チャールズに容疑がかかるが…。
第3話「黄色いアイリス」/ The Yellow Iris
フランス料理店”白鳥の庭”のロンドン開店を知った日、ポワロのポストに一本の黄色いアイリスが…。
未解決事件を思い出すポワロ。2年前、ブエノスアイレスを訪れたポワロの目前で婦人が毒により死亡。
真相を究明したいポワロだがクーデターにより国外追放に。
第4話「なぞの遺言書」/ The Case of the Missing Will
ポワロはヘイスティングスと共に友人アンドルーの邸に招かれる。
妻子のないアンドルーは友人の娘バイオレットを養育しており、遺言書の内容を変え、全財産を彼女に相続させたいとポワロに告白する。
だが翌日、アンドルーの死体が敷地内のはなれで発見される。
第5話「イタリア貴族殺害事件」/ The Adventure of the Italian Nobleman
ミス・レモンの友人でイタリアのとある伯爵秘書グレイブスは、伯爵が文書買取を交渉中の相手が信用できないとポワロに話す。
翌日ポワロとヘイスティングスが知人の医師宅で食事中、伯爵から殺られたと電話が。
3人がかけつけると伯爵が撲殺されていた
第6話「チョコレートの箱」/ The Chocolate Box
勲章を授与されたジャップ警部と共に、ポワロは久しぶりにブリュッセルへ戻った。
かつての同僚はポワロを温かく迎えるが、市長のサン・タラール伯はポワロに冷たくあたる。
不審がるジャップにポワロはその原因となった過去の事件について語り始める…。
第7話「死人の鏡」/ Dead Man’s Mirror
ポワロがオークションで狙っていた鏡を高値で手に入れた紳士シェブニックス。
彼から、詐欺にあったらしいので調べてほしいと依頼されたポワロは、礼として鏡を進呈と聞き、引き受ける。
だがその夜、シェブニックスがピストルを片手に死んでいるのが見つかる。
第8話「グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件」/ Jewel Robbery at the Grand
過労のため医者から休養をすすめられたポワロは、ヘイスティングスと共に南の保養地ブライトンへ。
だが、宿泊先のホテルで盗難事件が。興行師オパルセンの妻の真珠のネックレスが消えたのだ。
ポワロは静養中だからとヘイスティングスに捜査を止められるが…。
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