まずは 自分で確かめる!こだわり

まずは 自分で確かめる!こだわり
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小学5年生のJ君 クラスからの宿題は 基本的に 拡大などの支援が無く、

皆と同じプリントなのですが、ある日の金曜日の クラスの宿題は

算数プリント 2枚  かけ算のひっ算だったので、計算して

書いていくと、最後の答えが、次の質問とかぶってしまい・・・

Yさんは どうするのかな?と思ってみていると、J君は 何事もなかったかの様に

消しゴムで 全てを消して、

「やっぱり、もう少し小さく書かんと あかんなー」と言いながら

イライラもしないで、やり直し!そして 1問だけやって終わり!

「このぐらいの大きさか! よし、後は 土、日、月(祝)で やるから

今からは、ひかり(支援学級)の宿題をするね!」

J君は クラスの宿題のプリントは どのぐらいの大きさで書けばいいか

1問だけ書いてみて、先に確かめていたようです。 なんか・・けなげですよね

5年生のクラス担任の先生は、「中学生になったら、小学校ほどの支援は無い

ぼほみんなと一緒になるから、今から2年かけて 少しずつ慣らしていこう!」

この様に考えておられたそうです。

成長と共に、支援の在り方も変わってきます。

Yさんも なるべく手を出しすぎず、先回りしすぎず、見守って行こうと思う!

と、おっしゃってました。J君のLD(特に書くことが困難)な状況が

良くわかるお話しでした。 普通サイズのプリントでは、やはり

字のバランスがうまくつかめず、苦労しているようです。

決まった大きさの中に 文字を書いていく事も困難です。

発達障害のお子さんの独特なこだわりもあり、少しでも文字がかぶると、

書き直す。しかも 最初から全てを書き直さなくては納得がいかない!

しかし、先生のお考えも良くわかりますので、これから先の事を考えて

今は、大変だけど頑張ってほしい! Yさんも そんなお気持ちで

見守ってこられたのだと思います。

J君は、支援学級の宿題が有る為、クラスの宿題はしなくてもいいのですが

宿題へのこだわりが、強いため 必ずクラスの宿題もやる!

塾の宿題もやる! すべての宿題をやり切る為に、人の何倍もの

時間をかけて、頑張っています。こんなJ君を 応援してあげたい気持ちで

いっぱいです!

 


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